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2017年カレンダーお配りしています

暑い夏が終わり、暑さに弱い看板犬ぽんずもやっと、安心してお散歩に行けるようになったと思ったら、早いものでもう11月。今年も後の残り2ヶ月を切りました!!

 

毎年ご好評頂いております当院オリジナルカレンダーが今年も完成しました!!

ご来院頂いた方に、順番にお渡ししています。

 

先着順で、なくなり次第終了です!!

まだお渡しできていない方は、来院時はもちろん、お散歩の途中やお買い物など来院時以外でもかまいませんのでお越し下さい。

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わんちゃん飼主様

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猫ちゃん飼主様

E家のマックス君

こちらはE家のダックスのマックス君です。

生後3ヶ月半の男の子です。

マックス君はとっても元気いっぱいで、食いしん坊なんだそうです!!

今日は初めての病院でに少し緊張気味だったようですが、とってもおりこうさんでした

大きくなるのが楽しみですね!!

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膀胱炎+肥満や食事アレルギーでお困りの方 新しいフードでました

ロイヤルカナンから新しいフードが発売されました

 

膀胱炎治療フードを食べている方で、同時に肥満食事アレルギーがあると、これまではフード選びが難しく、飼主様より「どのフードにすればいいの?」とよくご相談を頂いていました。

このフードはそんな方にとってもオススメなんです

※膀胱炎治療フードとは

phコントロール・c/d・s/d・ストルバイトケアなど

 

新しいフードの種類は以下の5種類です

 猫ちゃん専用

①膀胱炎+肥満も気になる子

pHコントロール+満腹感サポート

②これまでの膀胱炎治療フードだけではなかなか治りにくい子

pHコントロール+CLT

 

わんちゃん専用

①膀胱炎+肥満も気になる子

pHコントロール+満腹感サポート

②膀胱炎+食事アレルギーも気になる子

pHコントロール+低分子プロテイン

 

※膀胱炎ではないですが、食事アレルギーもあるが腎臓機能も低下している子

腎臓サポート+低分子プロテイン

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脾臓腫瘍と子宮蓄膿症併発 ヨークシャテリアちゃん

 こちらはヨークシャテリアの女の子です。

数年前に保護された子で、年齢は不詳です。

 

「昨夜から下痢・嘔吐をして、元気が全くない」とのことで来院されました。

 診察時、ぐったりしていて、診察台の上で横たわったまま動きませんでした。かなり重傷でした。

 

触診検査、血液検査、レントゲン検査、エコー検査を実施した結果、以下の4つが原因でしんどくなっていることがわかりました。

①お腹の中に腫瘍がある

②子宮の炎症があり腫れている

③貧血

貧血の数値:Ht 19.4%(正常は35〜45%)

※正常の半分くらいしかありません

④血小板減少(出血を止める細胞が少ない)血小板5千/μl(正常は20万以上)

 

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退院後順調に回復し、抜糸を行った時の様子です。

自分で歩き回り、よく食べてとっても元気になりました。初来院時は、立つこともできず横たわり、意識ももうろうとしていました 

 そこで、まず輸血を行い、貧血と血小板減少症を治療しました。その後点滴も行い可能な範囲で体調を整えた後に、お腹の腫瘍摘出+子宮摘出手術を実施することになりました。

手術は無事成功し、お腹の腫瘍は『脾臓の腫瘍(平滑筋肉腫)』、子宮の拡張は『子宮蓄膿症』でした。

 

手術後の入院中にさらに2度輸血し、元気になって無事に退院しました。その後の経過は順調で、先日抜糸も行いました。

 

いろいろ大変でしたが、元気になっ良かったですね!!

 

 輸血のドナー犬を募集中です!!

病気の動物たちの中には輸血することで助けられる命もあります。当院では看板犬ぽんずや、スタッフの愛犬・愛猫たちに協力してもらっています。しかしそれでも足りない時には、輸血ドナー登録頂いている動物や、患者様自身のお知り合いの動物たちにも助けて頂いております。

 

当院では輸血ドナーになっていただける方を随時募集しています。

ご興味のある方は当院スタッフまでお問い合わせ下さい。

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◯で囲んだところが首です。内出血しています。

血小板減少が起きると皮膚の下で内出血することがあります。

原因不明の内出血は要注意です

 

フクロモモンガ 指手術

こちらは生後3ヶ月のフクロモモンガさんです。

「指に髪の毛のようなものが絡まっていたがっている」とのことで来院されました。

 

右手の人差し指の先端が黒く変色していました。よくよく見ると確かに細い髪の毛のようなものが第一関節と第二関節の間あたりに絡まっていました。その結果、指先に血液が行かなくなり、先端の細胞が壊死(ダメになる)してきていました。

 

放っておくと指の先端が腐ってなくなってしまうので、飼主様と相談し、鎮静麻酔をかけて手術になりました。

髪の毛のようなものを除去すると、既に巻き付いていた部分のお肉がなくなり指骨が少し出ていました。断端を丁寧に整え、細い手術用の糸で5針縫いました

 

術後の経過は良好で、先日無事抜糸し、完治しました。

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抜糸後の様子です。とっても元気です。

この子は飼主様の娘さんがよく面倒を見ているそうで、今回も娘さんが見つけてくれました。

今回は幸いにも完治しましたが、あと1日発見が遅れていたら、指がなくなっていたかもしてません!!お手柄でしたね!!

 

わんちゃんや猫ちゃんに比べ、フクロモモンガやハムスターなど小さい動物たちは、変化にも気づきにくいものです。よく観察することがとっても大事ですね

 

手術後の様子 右写真→

で囲った部分が手術後の指の様子です。よく見ると、髪の毛より細い縫合糸が見えます。

抜糸時には指の先端の色も正常になりました。

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猫 腎不全の新しい治療の可能性?

猫に腎不全が多い原因を東京大の宮崎徹教授らの研究チームが解明し、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表したという愛猫家の皆様にはうれしいニュースがありました。

その内容は以下の様です。近い将来腎不全の新しい治療につながることを期待します!!

 

腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する役割がある。腎不全はこの機能が働かない状態のことで、尿の通り道となる管内の細胞が死んではがれ、ごみとなって塞いでしまうことが原因となる。猫の場合は5~6歳で急性の腎不全になることが多く、そのうち5~7割が改善せずに、慢性腎不全のため15歳程度で死ぬという。


人やマウスでは、急性の腎不全になった場合、血液中に固まって浮遊しているたんぱく質「AIM」が活性化し、ごみの排除に関わって腎機能を改善させるが、猫の場合は、AIMが急性腎不全になっても働かないことを研究チームは発見した。このたんぱく質の働きを利用した薬の開発が進められており、猫だけでなく人への応用も期待される。

血尿にご注意!!

こちらは7歳のチワワの男の子です。

今年の3月に「半年くらい前から時々血尿していた」とのことで来院されました。

レントゲン検査、超音波検査を実施したところ、膀胱内に結石が認められました。

そこで飼主様と相談の結果、フードを変更して経過を観察することになりました。

 

5月にも1度血尿で来院され。膀胱結石の大きさはは変わりませんでした。

 

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 10月になり「おしっこした後にポタポタと血が出る」とのことで来院。

レントゲン検査、超音波検査の結果膀胱結石が大きくなり、その一部が尿道内に詰まっていることで尿道内部を傷つけ、出血が続いていることわかりました。痛そう!!

おしっこも自由に出なくなり、危険な状態であった為、尿道にカテーテルをいれ詰まっていたおしっこを出し、点滴入院としました。飼主様と相談し、先日膀胱と尿道の結石除去手術を行いました。

 

《レントゲン検査》

左側に頭、右側にお尻。左端に心臓が写っています

大きい:膀胱の結石

小さい2つ:尿道内の結石

手術後の経過は良好で、本日無事退院予定です。

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 上のレントゲンを拡大したところ

 

 《摘出した結石》

膀胱結石には様々な種類があり、今後の治療方法も変わってきます。そのためまず結石がどういった成分でできているかを分析に出し、今後の治療方針を飼主様とご相談していこうと思います。

 

重度の血尿は明らかに赤いですが、中度〜軽度の血尿は正常に近い色に見えます。検査紙で検査をすると血尿していることも多いです。

この子の飼主様も、「血尿が出て心配だったけど、数日後には正常な色に戻るので病院に行くべきか悩んだそうです」

こういうお声は結構皆さんお持ちのようです。

当院では、血尿が出た場合は、たとえすぐ止まった様に見えても血尿が続いていることも多い為、早めの動物病院に相談されることをオススメします!!

 

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Y家のライミちゃん

こちらはY家のミックス猫のライミちゃんです

生後2ヶ月半の女の子です。

お知り合いのお家で生まれた子で、縁あって譲って頂いたそうです。

毛艶がとってもきれいですね!!

ライミちゃんは性格もとってもいいそうです。

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ハリネズミの血尿?

こちらは生後1歳8ヶ月のハリネズミの女の子です。

5ヶ月前にお尻から出血し来院されました。検便検査とレントゲン検査を実施し、異常が認められなかったため、膀胱炎を疑い抗生物質の内服薬で治療を実施したところ、改善しました。

 

その後出血はなかったのですが、2か月前に再び出血しました。前回同様に抗生物質の内服治療を行いましたが、今回は血尿が止まらなかったため、鎮静麻酔をかけて、血液検査、超音波検査、レントゲン検査、触診検査を実施したところ、お腹の中に腫瘤を認めました。

 

子宮疾患による出血を疑い、飼主様と相談の上、手術を実施致しました。手術は成功し、結果はやはり子宮のできもので、病理検査の結果は『子宮内膜肉腫』でした。

 

その後経過は順調で、抜糸も無事終わりました。現在は出血も止まり、元気いっぱいで暮らしています。

 

《ハリネズミの精密検査について》

ハリネズミの子たちは、警戒心が強くすぐに丸まって針をツンツンたててきます。そこで血液検査や、超音波検査には鎮静麻酔が必要になります

 

 

 

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術後の経過も順調で、大好きな飼主さんに抱っこしてもらってうれしそう。よく見ると飼主様の手首あたりにかわいいお鼻が見えます。

 

《ハリネズミの卵巣・子宮疾患》

2〜3歳くらいから発症し、女の子は特に子宮疾患では出血が見られることが多いです。

O家のショコラちゃん

こちらはO家のチンチラのショコラちゃんです。

生後7ヶ月の男の子です。

くりっとしたオメメがかわいらしいですね。

とっても落ち着いた性格で、当院には初来院でしたがとってもいい子でした。

そのかわいさに院長もうちの猫大好きスタッフもメロメロでした!!

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